ペルセウス座流星群は、毎年7月中旬から8月下旬にかけて観測される三大流星群の一つで、今年は8月12日から13日頃にかけてピークを迎えます。夏休みやお盆などの時期と重なり多くの人が注目しやすい流星群です。
では、観測のポイントなどをまとめましたので、見ていきましょう。
ペルセウス座流星群とは?
毎年ほぼ安定して、多くの流星が流れる3つの流星群を「三大流星群」と呼びます。
・しぶんぎ座流星群 ピーク:1月3日~4日 一時間に80個
・ペルセウス座流星群 ピーク:8月12~13日 一時間に100個
・ふたご座流星群 ピーク:12月14~15日 一時間に150個
と言われています。
ペルセウス座流星群は、彗星スウィフト・タットル彗星(Swift-Tuttle Comet)が残した塵や微小な粒子が地球の大気に突入し、光を放つ現象です。
ペルセウス座流星群は二番目に多く見られ夏の夜空で見れるため、ぜひ天体ショーを楽しみたいですね。
見ごろの時間帯は?
2024年のペルセウス座流星群のピークは、8月12日から13日にかけての夜とされています。この夜に最も多くの流星が観測される見込みです。8月12日午後11時ごろに極大となることが予想されています。極大とは、流星の活動が最も活発になる時期のことです。
今年は、12日午後11時以降は月明かりの影響を受けずに見ることが可能です。その中でも、8月13日未明(12日深夜)の0時~4時頃の観察がおすすめです。
どこで見る?
街の明かりや人工的な光が少ない場所が理想的です。田舎や山間部、海辺などがおすすめです。標高の高い場所は、空気が澄んでいて、より多くの星が見えることが多いです。
視界が開けていて、遮るものがない場観察の際には、寝袋や敷物を持参し、また、星図アプリを使うと、見つけたい星座を簡単に特定できますよ。
どの方向?
ペルセウス座流星群の放射点:
放射点は「ペルセウス座」に位置していますが、流星は空のどこにでも現れるため、特定の方向だけを見る必要はありません。ペルセウス座は北東の空に位置し、夜が更けるにつれて高く昇っていきます。放射点を中心に、360度あらゆる方向に流星が飛び出すように見えます。
見上げる方向:
ペルセウス座の放射点から少し離れた広い空のエリアを見るのがベストです。流星が長い軌跡を描くため、放射点から離れた場所で流星を見やすくなります。
まとめ
・8月12日~13日未明がピーク
・街の明かりや人工的な光が少ない場所
・ペルセウス座は北東の空。放射点を中心に、360度あらゆる方向。
あとは、台風5号も近づいてきており、お天気が気になるところですね。
たくさんの流星が見られますように。。。
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